宇都宮対琉球!Bリーグ決勝戦で3季ぶりのVか2冠達成か
2025年Bリーグ決勝戦が24日から始まる。宇都宮は3季ぶりの優勝を目指し、琉球は2冠達成を狙う。両チームの最終調整と選手の意気込みを紹介。

2025年5月24日から、バスケットボールのりそなBリーグのシーズン王者を決めるプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)の決勝戦が始まります。2戦先勝方式で行われるこの決勝戦では、3季ぶり3度目の優勝を狙う宇都宮(東地区1位)と、2季ぶり2度目の頂点を目指す琉球(西地区1位)が激突します。
両チームは23日、会場の横浜アリーナで最終調整を行いました。宇都宮はシーズン中にケビン・ブラスウェル監督が死去したことで、チームに特別な思いが込められています。得点源の比江島慎は記者会見で「今季に懸ける特別な思いがある。ケビンを日本一の監督にしたい」と声を震わせ、ジーコ・コロネル監督代行は「一瞬でも気を許すと付け込まれる。集中力を40分間持続したい」と力をこめました。
一方、天皇杯全日本選手権との2冠が懸かる琉球は、4月に負傷したシューター岸本隆一を欠きます。桶谷大監督は「隆一のためにも日本一になろうという、もっと大きな目標ができた」とチームの結束を訴え、小野寺祥太は「チームとして力むことなく、出だしからチャレンジャー精神を持ってやっていきたい」と述べました。
この決勝戦は、両チームの戦略と選手たちの熱い思いが交錯する大一番となることでしょう。ファンにとっては見逃せない試合です。