戸上隼輔&篠塚大登、卓球男子ダブルスで64年ぶりの金メダル獲得!パリ五輪の悔しさをバネに進化
戸上隼輔と篠塚大登が卓球男子ダブルスで64年ぶりの金メダルを獲得。パリ五輪の悔しさをバネに進化を遂げた二人の軌跡を紹介。

卓球男子ダブルスで64年ぶりの金メダル
戸上隼輔と篠塚大登は、カタール・ドーハで開催された卓球の世界選手権個人戦男子ダブルスで、日本勢64年ぶりの金メダルを獲得しました。昨年のパリ五輪ではメダルに届かなかった二人ですが、その悔しさをバネに歴史を塗り替えました。
パリ五輪の悔しさをバネに
昨年のパリ五輪では、男子勢はメダルなしに終わりました。戸上はドイツで、篠塚は日本でそれぞれ強化に励み、技術や戦術を高めました。戸上は「お互い技術や戦術を違う環境で高められたことがいいコンビネーションにつながった」と振り返り、篠塚は「攻めるプレーを課題としてやってきて、パリの時は1回失敗してしまうと気になってしまう部分があったけど、1回失敗をしてもやり続ける気持ちの強さがついてきた」と変化を口にしました。
2028年ロサンゼルス五輪に向けて
2028年ロサンゼルス五輪ではダブルス種目が復活します。戸上は「篠塚選手は臆することなくガンガン攻めていくところがメンタルお化け」と褒め、篠塚も「戸上選手はチャンスがくれば必ず決めてくれる安心感があった」とにっこり。相性抜群の二人は次なる偉業を目指します。
帰国後のインタビュー
26日、成田空港に帰国後、千葉県・成田市内で取材に応じた戸上は「素直にうれしいけど、実感がない。複雑な気持ち」と照れ笑いを浮かべ、篠塚も「メダル宣言をしていたけど、メダルを取れると思っていなかった。本当に夢のよう」と頬を緩めました。