フェルナンド・アロンソ、スペインGPで今季初入賞! ストレートでのオーバーテイクに苦戦も創造的なドライブでポイント獲得
2025年F1スペインGPで、フェルナンド・アロンソがホームグランプリで今季初のポイントを獲得。ストレートでのオーバーテイクに苦戦しながらも、創造的なドライブで9位入賞を果たした。

フェルナンド・アロンソのスペインGPでの活躍
2025年F1スペインGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは9位でフィニッシュし、今シーズン初のポイントを獲得しました。母国でのレースという特別な舞台で、アロンソはファンからの熱い声援を受けながら、苦戦を乗り越えての入賞を果たしました。
レースのハイライト
アロンソは10番グリッドからスタートし、レース序盤にはグラベルに飛び出すアクシデントに見舞われ、ポジションを失う苦しい展開となりました。しかし、セーフティカー後のリスタートでは13番手から追い上げを見せ、エステバン・オコン(ハース)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、リアム・ローソン(レーシングブルズ)といったドライバーを次々とオーバーテイク。最終的には10位でフィニッシュし、マックス・フェルスタッペンの降格により9位を獲得しました。
アロンソのコメント
「母国でレースをするのは常に特別なことです。バルセロナで今シーズン最初のポイントを獲得できたことには大きな意味があります。ファンからの応援は本当に素晴らしかったです。」
「昨日は調子が良かっただけに、マシンのペースが思ったほどではなかったのは残念でした。ストレートでのオーバーテイクに苦労したため、ターン3でかなり創造的な動きを取る必要がありました。」
「最終的にポイントを持ち帰ることができてうれしいですし、この勢いを保ってカナダへ向かいたいと思います。今日はランス(・ストロール)がいなかったことが残念です。彼の早期回復を願っています。」
アストンマーティンの戦い
今回、ランス・ストロールは手の痛みのために決勝を欠場し、アストンマーティンはアロンソの1台のみで戦いました。アロンソの奮闘により、チームにとっては貴重なポイントを獲得することができました。
今後の展望
アロンソはこの勢いを保ち、次のカナダGPでも好成績を目指すと表明しています。母国でのポイント獲得をきっかけに、今シーズンの巻き返しに期待がかかります。