楽天・宗山塁、長嶋茂雄を追悼する2打点の活躍!雨中の交流戦で見せた勝負強さ
楽天の宗山塁が雨中の交流戦で2打点を記録し、長嶋茂雄を追悼する活躍を見せました。

2025年6月3日、楽天モバイルパーク宮城で行われた交流戦初戦で、楽天は雨中の決戦を迎えました。結果は3-6でDeNAに敗れましたが、打線の中で特に目立ったのがドラフト1位ルーキーの宗山塁内野手でした。
宗山は「7番・遊撃」で出場し、犠牲フライと適時打で2打点を記録しました。この日、89歳で死去した元巨人の長嶋茂雄さんを、ミスターばりの勝負強い打撃で追悼しました。
宗山は試合後、次のように語りました。
「同じ六大学の出身でもありますし、この野球界をつくってきた間違いなく大きな存在の一人だと思います。今しっかり自分たちが日本のプロ野球でしっかりプレーできているのも、そういう方たちの存在があってかなとあらためて感じました」
宗山は明大出身で、長嶋さんは立大出身。大学こそ異なるものの、同じ大卒でプロの世界に入り、スーパースターの道をたどろうとしています。
この日、宗山は1点を追う2回に一時同点に追い付く中犠牲フライを放ち、4回2死一、三塁では右前に適時打を運びました。犠牲フライについては次のように振り返りました。
「狙って打ったわけではないが、内野も後ろだったので、そこまで強く振りすぎなくても1点は入るなと思っていった」
適時打を放った場面についても、次のように淡々とした口調で答えました。
「打席の中ではいつもと変わらず、冷静に打てるボールを、1球で打ち返せたのが良かった」
宗山のこの日の活躍は、長嶋茂雄さんの偉大な功績を偲ぶにふさわしいものでした。