早大・小沢周平、魚雷バットで自己最高打率を記録し3季連続49度目の優勝をけん引
早大の主将・小沢周平が魚雷バットで自己最高打率を記録し、3季連続49度目の優勝をけん引した。

早大の主将・小沢周平が魚雷バットで活躍
2025年6月4日、東京六大学春季リーグ優勝決定戦で早大が明大を6-5で下し、3季連続49度目の優勝を決めました。主将の小沢周平内野手(4年、健大高崎高)が2安打2得点で勝利に大きく貢献しました。
重圧を乗り越えての優勝
小沢主将は「(3連覇への)重圧は多少感じていた。自分の人生史上一番うれしかった」と語り、重責を果たしてうれし涙を流しました。今春途中から六大学でも使用が認められた「魚雷バット」を一番初めに使用したのは小沢でした。自身の打撃にさらなる磨きをかけるため変化をいとわない姿勢で、打率は自己最高となる.377(53打数20安打)を記録しました。
チームの連勝と優勝決定戦
この試合、一塁側ベンチのホワイトボードに記されていた「怒濤(どとう)の5連勝」。5月19日の明大2回戦でエース・伊藤樹が史上25人目の無安打無得点試合を達成してから潮目が変わりリーグ戦を4連勝。2季連続となった早明優勝決定戦も制して、5連勝でV3を達成しました。
今後の展望
小沢主将は「1つも落とせないプレッシャーの中で、いい雰囲気で練習もできていた。絶対勝てると信じてやっていた」と語り、天皇杯を手にした表情は晴れやかでした。9日開幕の全日本大学選手権に出場する予定です。