【安田記念2025】ブレイディヴェーグの鋭い追い切り、戸崎圭太騎手が自信を深める
2025年安田記念に向けて、ブレイディヴェーグが鋭い追い切りを見せ、戸崎圭太騎手が自信を深める。

ブレイディヴェーグの追い切り
ブレイディヴェーグは、美浦トレセンで行われた追い切りで、キアニーナを2馬身半差で追走。道中はスムーズに折り合い、4角で内へ入ると、直線ではスピード感十分に駆け抜け、ラスト1ハロンを11秒0で通過する鋭さを見せた。6ハロン82秒5を余力たっぷりにマークし、戸崎圭太騎手は「折り合いも良く、リズム良く走って、気持ち良く終えることができた」と自信を深めた。
戸崎圭太騎手のコメント
戸崎騎手は、ブレイディヴェーグとの3週連続のタッグを振り返り、「道中しっかり我慢が利いて、ゴーサインを出してからの反応も見てる感じとしても良かった」とコメント。馬体もすっきり見せ、「どんな結果が出るか楽しみ」と前向きな言葉を残した。
宮田調教師の戦略
当初は単走の予定だったが、1週前にシックスペンスとの併せ馬で馬体が並ぶまでに至らず、宮田調教師は「これなら併せ馬をしなければならないですね」と軌道修正。結果として、「道中しっかり我慢が利いて、ゴーサインを出してからの反応も見てる感じとしても、戸崎ジョッキーのコメントとしても良かった」と満足のいく仕上がりとなった。
過去の戦績と展望
ブレイディヴェーグは過去2度のマイル戦では未勝利だが、2023年のエリザベス女王杯覇者としての実力は確か。昨年のマイルCSでは0秒4差で4着と、通用の力を見せている。宮田調教師は「まずは馬自身のリズムをリスペクトして、道中息入れて最後に瞬発力を生かすのが持ち味。ジョッキーともコンタクトをとりながら調整しているつもり」と、府中の長い直線で末脚を爆発させるイメージを描いている。