江川卓が語る長嶋茂雄との思い出:プロ野球界の絆と友情
元巨人の江川卓が、長嶋茂雄との楽しい思い出を振り返り、プロ野球界の深い絆と友情について語ります。

江川卓と長嶋茂雄の絆
元巨人の江川卓氏(69)が、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で、肺炎のため89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを改めて悼みました。江川氏は、長嶋さんとの思い出を振り返り、その多くが「楽しいこと」ばかりだったと語っています。
入団時の思い出
江川氏が巨人に入団した際、初対面の長嶋さんは、江川氏がセーターを気に入ったと勘違いし、その場で脱いで渡してくれたというエピソードがあります。このような思い出が、二人の絆を深めていきました。
伊東キャンプでのエピソード
「地獄」と称される伊東キャンプでの思い出も、江川氏にとっては楽しいものばかりでした。特に、3700円の伊勢エビのカレーが出た日のことを振り返り、「練習のキツさも一瞬で忘れた。食事って大切」と語っています。
プライベートでの交流
プライベートでも、長嶋さんの夫人も一緒に家族ぐるみで何度も食事を共にしました。フグを食べに行ったときは、長嶋さんが大好物の刺身を取るたびに興奮してテーブルを押してきたため、向かいに座っていた江川氏は反り返った苦しい姿勢で食べることになったというエピソードもあります。
今の気持ち
江川氏は、長嶋さんとの思い出を振り返り、「今は凄い寂しい気持ちです」としんみりしていました。しかし、その一つ一つの思い出が「楽しかった」と繰り返し、長嶋さんとの友情を大切にしていることが伝わります。