2025年6月9日、神宮球場で行われた第74回全日本大学野球選手権の開幕試合で、中畑清氏が始球式を務めました。中畑氏は駒澤大学4年時の1975年大会で優勝した経験を持ち、母校のユニホームを着用して登場。ワンバウンドの投球に「チクショー」と悔しがりながらも、選手たちにエールを送りました。

中畑氏は「（3日に死去した長嶋茂雄さんも）“頑張れ”とエールを送っている」と述べ、選手たちを激励しました。また、侍ジャパンの井端弘和監督も大学球界関係者へのあいさつのため訪れ、今秋のドラフト1位候補である創価大学の立石選手に「長打が打てるし、右方向に打てる。将来が楽しみ」と期待を寄せました。

この試合は奈良学園大学対東海大学九州の一戦で、中畑氏の始球式が会場を盛り上げました。今後の大学野球界の活躍に期待が寄せられています。