日本代表DF伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンは、今夏の左ウイング補強を計画しており、これまでに様々な選手の名前が報じられてきた。

バルコラが第一候補 『Sky Sport』によると、バイエルンの本命はパリ・サンジェルマンでプレイするブラッドリー・バルコラだという。現在22歳のバルコラはフランス代表にも名を連ねるドリブラーで、2023年夏にパリに加入。今シーズンは公式戦58試合に出場し、21ゴール19アシストという素晴らしい成績を残した。しかし、パリは2028年まで契約を残すバルコラ獲得に高額な移籍金を要求しており、移籍の実現は難しいと見られている。

ニコ・ウィリアムズが第二候補 バルコラの獲得が難しい場合、バイエルンはニコ・ウィリアムズを第二候補としている。ここ数日、バイエルンはニコとの交渉を活性化させており、6000万ユーロの契約解除金はバイエルンにとって魅力的だが、高い給与の要求がネックになっている。

サネとコマンの去就も影響 バイエルンは、バルコラやニコ・ウィリアムズのようなビッグディールを成立させる前に、キングスレイ・コマンとレロイ・サネの去就を決着させる必要がある。サネは今夏契約満了を迎えるが、クラブW杯までの短期契約を結ぶ可能性もある。また、2027年まで契約を残すコマンも将来が不透明だ。

今後の動向に注目 バイエルンが左ウイングの補強に誰を選ぶのか、今後の動向が注目される。