2025年6月15日、ドイツ・ブンデスリーガの決勝戦で、戸上隼輔（23＝井村屋グループ）がオクセンハウゼンの一員として出場し、チームの優勝に大きく貢献しました。戸上はシングルスとダブルスで2勝を挙げ、デュッセルドルフ相手に3-2での勝利を決定づけました。

この試合では、元世界ランク1位で五輪7大会連続出場、メダル4個を獲得したティモ・ボル（44）が所属していました。ティモ・ボルの引退試合として多くの注目が集まる中、戸上はその成長を証明し、世界最高峰リーグで存在感を示しました。

戸上は5月に行われた世界選手権男子ダブルスで日本勢64年ぶりの金メダルを獲得したばかりであり、その勢いをブンデスリーガでも発揮しました。彼の活躍は、今後の卓球界における新たなスターの誕生を予感させるものです。

ティモ・ボルの引退は卓球界にとって大きな節目ですが、戸上隼輔のような若手選手の台頭が、新たな時代の幕開けを告げています。今後の戸上の活躍に期待が寄せられます。