劇的勝利!武田英寿の30m直接FKがみちのくダービーを決める【J2リーグ】
J2リーグ第19節、ベガルタ仙台の武田英寿が30mの直接FKで劇的決勝ゴールを決め、みちのくダービーを制した。

激闘のダービーマッチ
6月15日、明治安田J2リーグ第19節で行われたみちのくダービーは、ベガルタ仙台とモンテディオ山形の激しい戦いとなった。前半から点を奪い合い、3-3の同点で後半アディショナルタイムに突入。
劇的ゴール
90+2分、仙台がゴール正面約30mの位置でFKを獲得。左利きの武田英寿と右利きの鎌田大夢が並び、主審のホイッスルが鳴ると、武田が先に動き出し、左足で美しい弧を描いたシュートを放った。そのシュートはゴールの左隅へと吸い込まれ、劇的な決勝ゴールとなった。
チームメイトの反応
ゴールが決まると、ピッチ上の選手たちやベンチのメンバーが、ゴールを決めた武田よりも先にゴール裏のサポーターの下まで全力で走っていく。遅れてその中に入った武田を中心に歓喜の輪ができ、サポーターと喜びを分かち合った。
解説者の絶賛
解説を務めた越智隼人氏は「このシュートスピード、高さがもっと出ていたら時間がかかったと思いますが、絶妙な高さへのコントロール。説明はいらない。この状況でこの軌道にちゃんと蹴り込める武田選手の技術。あとはハートの強さですね」と武田のゴールを大絶賛した。
ファンの反響
SNSでは「大興奮!」「ヒデはこれなのよ」「上手すぎる」「これは!!やばい」「時間帯含めてすげぇFK」「6月のJ2ベストゴールは武田英寿の山形戦の決勝FKで確定だな」「ヒデ!地元で活躍しててうれしい」「スピードもコースも最高なんだが」「この時間帯で決めるのえぐいって」「絶叫してしまった」など武田のゴラッソが大反響となった。
武田英寿の喜び
地元仙台のベガルタ・ジュニアで育った武田は、試合後「あそこは『自分が決めるしかない』と思っていました。喜び過ぎて(仙台のサポーターが)どれくらい沸いていたのかも分からないくらいでした。チームメートと一緒に仙台サポーターのところに向かったのは覚えています。みちのくダービーという歴史ある舞台で、勝利を決めるゴールができて、すごく嬉しい」と喜びを語った。
仙台の順位
武田のゴラッソでみちのくダービーを制した仙台は、勝点を36ポイントまで伸ばしてJ2リーグで4位(昇格プレーオフ圏内)につけている。