ドクターイエローの奇跡?パ・リーグの運命を分けた瞬間【#好球筆打】
ドクターイエローの出現がパ・リーグの試合結果にどのように影響したかを詳しく解説。ソフトバンクの逆転負けを中心に分析します。

ドクターイエローの出現とその影響
2025年6月18日、マツダスタジアムで行われた日本生命セ・パ交流戦で、広島がソフトバンクに逆転勝ちを収めました。試合の流れを大きく変えたのは、3回に登場した「ドクターイエロー」と呼ばれる黄色い点検車両でした。
3回のドラマチックなシーン
2点リードの3回、ソフトバンクは2本の安打と四球で無死満塁の好機を作りました。しかし、このタイミングでマツダスタジアムの左中間席後方を走行するドクターイエローが記者席から確認できました。この車両は運行ダイヤが非公開で、目撃すると「幸せを呼ぶ」とも言われています。
広島の逆転劇
しかし、この「幸運」は広島に訪れました。5番栗原が投ゴロ、6番ダウンズ、7番秋広が連続三振に倒れ、ソフトバンクはまさかの無得点に終わりました。小久保監督も「3回は正直、点が入っていたらワンサイドゲームになっていたところだった。今日は3回がすべて」と嘆きました。
勝敗を分けた満塁弾
2点リードの6回、ソフトバンクは3番手尾形が1死満塁のピンチを招き、2番ファビアンに逆転満塁弾を浴びました。この一発が最後まで響き、チームは今季11度目の逆転負けを喫しました。
パ・リーグの状況
この日、パ・リーグは楽天以外が敗れました。上位3チームとのゲーム差は変わらず、ドクターイエロー効果があったのかもしれません。