ボンドロウソバ、負傷を乗り越え世界6位撃破!ベルリン テニス オープンで芝初戦白星
2023年ウィンブルドン女王のボンドロウソバが、負傷からの復帰戦で世界ランク6位のキーズを撃破。ベルリン テニス オープンで芝初戦を白星で飾りました。

2025年6月17日、ベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)のシングルス1回戦で、世界ランク164位のマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)が第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を7-5, 7-6 (8-6)のストレートで下し、芝コート初戦を白星で飾りました。
ボンドロウソバは2023年のウィンブルドン女王であり、キャリアハイ6位を記録しています。しかし、彼女は以前から負傷に悩まされ、2度の手首の手術を経験。さらに、昨年8月には左肩の手術も行いましたが、今年3月に再びツアー離脱を余儀なくされました。
数ヵ月の休養の後、全仏オープンでツアー復帰し、3回戦進出を果たしたボンドロウソバは、今大会から芝シーズンに臨みました。1回戦では今年の全豪オープン女王である世界ランク6位のキーズと対戦。
第1セットでは、ボンドロウソバは2度のブレークを許すも、自身は3度のブレークを奪って先行。第2セットでは両者キープを重ねタイブレークに突入。ボンドロウソバは序盤に2度のミニブレークに成功し一気に4ポイントを連取。最後までリードを守りきり、1時間46分の熱戦を制しました。
勝利したボンドロウソバは2回戦で世界ランク12位のドナ・シュナイデルと対戦します。シュナイデルは1回戦で同22位のダリヤ・ベキッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がりです。