【全日本大学駅伝2025】岐阜協立大学の若きランナーたちが4大会ぶりの本戦進出を決める

2025年の全日本大学駅伝で、岐阜協立大学が若手ランナーたちの活躍により4大会ぶりの本戦進出を果たした。長瀬大起や友松悠人らが奮闘し、チームの勝利に貢献。

2025年6月21日、マルヤス岡崎龍北スタジアム(愛知)で開催された全日本大学駅伝の東海地区選考会で、岐阜協立大学が2位となり、4大会ぶり5回目の本戦進出を決めました。出走した8選手のうち、4年生は1人だけの若いチームが、伊勢路で襷(たすき)をつなぎます。

選考会のハイライト

  • 1組のレース: 田畑来成(2年、大塚)と古橋明弥(2年、美濃加茂)がエントリーされた1組のスタート時はまだ気温が高く、1000mを3分20秒ペースで刻むスローペースとなりました。8000m通過時点で先頭集団は9人。残り1000m付近で皇學館大学の塩見昊瑛(2年、鎮西学院)がペースを上げ、古橋は離されまいと懸命に前を追いました。田畑はラストスパートの切れ味が鋭く、組3着を獲得しました。

  • 2組のレース: 2組を任された友松悠人(2年、美方)は、序盤は1000mが3分20秒ほどのスローペースになり、大集団でレースが進みました。7000mを過ぎ、後ろとの差を広げたい皇學館大の田中瑞輝(3年、松浦)がペースアップ。ここに友松がついていき、トップこそ田中に譲ったが、4秒差で2着に入りました。

選手のコメント

友松悠人はレース後、「おばあちゃんが天国から見てくれているんじゃないか、という思いでスパートしました」と語りました。彼は今年4月に祖母を亡くしており、その思いがレース中の彼を支えました。

今後の展望

岐阜協立大学は、3組と4組が非常に強く、チーム全体の力で本戦でのさらなる活躍が期待されます。今後のレースでも、彼らの奮闘に注目が集まります。

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