米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』は現地６月25日、先日報じられたNBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁とマイアミ・ヒートのアンドリュー・ウィギンズを含めたトレード交渉が進展を見せていると伝えた。

同メディアによると、レイカーズはディフェンス力に定評のあるウィギンズの獲得に興味を示しており、まだ決定的な動きはないもののウィギンズについてヒートに問い合わせをしたという。一方のヒートも「ハチムラのシュート力とサイズ（を兼ね備えている部分）を気に入っている」という。

仮に八村をパッケージに含めない場合、レイカーズはほぼ確実にドラフト１巡目指名権に加えて将来の指名スワップ権等を放出する必要があると同メディア。しかしレイカーズはそれらをセンター補強に使いたいと考えており、その場合、ヒートからダルトン・コネクトの放出を要求される可能性があるという。

そして同メディアは、このトレード交渉はレイカーズにとって、単にディフェンス力向上を図るだけでなく、今夏のセンター獲得交渉を有利に進める狙いもあると主張。トレードアセットを他のポジションの補強（今回の場合ウィング）に使う選択肢もあると他球団にアピールする目的も考えられるという。

昨季チームの主力として成長を見せたこともあり、トレードの噂が絶えない八村。今夏の動向には要注目だ。