【バスケ】日本代表の新星・田中こころが示した未来への決意 - デンマーク戦ドローから学ぶ
日本バスケットボール代表の新星・田中こころがデンマーク戦でのドローから学び、未来への決意を語る。

試合の概要
日本バスケットボール代表は、デンマークとの国際強化試合で65-65のドローに終わった。前半から劣勢を強いられ、一時は逆転したものの、第4クオーターで追い付かれる形となった。
田中こころの活躍
最年少19歳のPG・田中こころ(ENEOS)は、相手の高さに苦しみながらも7得点を記録。試合後には、34歳の渡嘉敷来夢(アイシン)から「こころ、ナイスパ~ス」と声をかけられ、笑みを浮かべた。
田中こころのコメント
「もう終わったことなので、気持ち的には切り替えています」と田中は語り、次の試合に向けての決意を示した。
試合の詳細
第1Qからミスが相次ぎ、チームも前半は3点シュートが21本中成功5本の23.8%と波に乗れなかった。田中は「ドライブで行くことを意識したけれど、行った先には、また大きな選手がいた」と世界のレベルの高さを実感した。
未来への展望
24年パリ五輪を終え、新体制となった日本代表。田中は、コーリー・ゲインズ・ヘッドコーチ(HC、60)から「お前がいけ」と背中を押され、攻める姿勢を忘れない。4日の第2戦を経て、アジア杯では身長220センチ超えの選手を擁する中国がライバルとなる。
田中こころのプロフィール
田中こころは2006年1月10日、大阪府生まれ。大阪のKAGO CLUBを経て愛知・桜花学園高に進学。1年だった21年は全国総体とウインターカップ2冠。3年になった23年は全国総体準優勝。24年にENEOSへ入団。Wリーグ開幕戦から23分48秒出場し、11得点などで貢献。日本代表デビューは25年6月7日台湾戦で10得点。趣味は音楽鑑賞。好きな食べ物は春巻き。172センチ。