大坂なおみ、ウィンブルドン初16強ならず 2時間3分の死闘でパブリュチェンコワに逆転許す
4大大会優勝経験者の大坂なおみがウィンブルドン3回戦でフルセットの末に逆転負け。サーブのコントロール重視戦略が裏目に。試合詳細と今後の課題を分析。

激闘3セットの軌跡
第1セット(6-3)
- 安定したサーブと鋭いリターンで主導権掌握
- 第8ゲームでブレイク成功し流動的展開
第2セット(4-6)
- 開始早々0-3と苦しい立ち上がり
- 第5ゲームでブレイク返すも再び流れを奪われる
- パブリュチェンコワのクロスショットに苦戦
最終セット(4-6) | ゲーム | ポイント推移 | 勝者 |
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1-3 | 15-40 | 対戦相手 | |
3-3 | デュース4回 | 大坂 | |
4-6 | ダブルフォールト | 対戦相手 |
技術分析
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サーブ戦略の転換
- 平均速度169km/h(前回大会比-8%)
- ダブルフォールト6本(前回比+300%)
- サービスエース15本(前回比-20%)
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リターン対応
- 第2サーブ時ポイント獲得率42%(対戦相手58%)
- ネットプレー成功率67%(シーズン平均72%)
専門家コメント
「リスク管理重視が逆にプレッシャーに」(ジョン・マッケンロー元世界1位)
今後の展望
- 8月ハードコートシーズンに向けた調整計画
- サーブスピード回復を目指す特別トレーニング
- メンタルコーチとの新たな連携体制