川島連十の無安打無失点デビュー!二松学舎大付の新星が夏の甲子園へ向けて疾走
二松学舎大付の1年生左腕・川島連十が公式戦初登板で無安打無失点を達成。甲子園を目指す新星の快挙に注目が集まる。

2025年7月5日、神宮球場で行われた第107回全国高校野球選手権東東京大会1回戦で、二松学舎大付の1年生左腕・川島連十が公式戦初登板を飾り、5回無安打無失点のド派手デビューを果たした。
川島は開会式後のメンバー発表で初先発を告げられ、初回から2者連続三振を奪うなど強気の投球を見せた。5回には2死三塁のピンチを迎えたが、最後の打者を右飛に抑え、無安打無失点を達成。チームは13-0で両国高校を5回コールドで下し、夏の大会を白星発進させた。
川島はオリックス・バファローズの1軍打撃コーチ・川島慶三氏の次男。幼稚園の頃はサッカー選手を夢見ていたが、父の影響で野球を始めた。高校進学後は父から「真っすぐを磨いていけ」とアドバイスを受け、常時135キロ前後の力強い直球を手に入れた。
今春のセンバツでは柳ケ浦高校に3-2で競り勝ち、43年ぶりの春白星を挙げた二松学舎大付。夏の大会ではノーシードながらも、川島の活躍で開幕戦を勝利で飾った。甲子園出場を目指すチームの新たなエースとして、川島の今後の活躍が期待される。
また、今夏の高校野球ではプロ野球選手の息子たちも注目を集めている。巨人・古城茂幸コーチの次男・古城大翔(花巻東)、巨人・三沢興一コーチの息子・三沢由和(早実)、元中日投手・朝倉健太氏の息子・朝倉大空(東邦)らがそれぞれのチームで活躍し、甲子園を目指している。