横浜ダービーでの決定的瞬間:渡辺皓太のPK奪取がマリノスに勝利をもたらす
横浜ダービーで渡辺皓太のPK奪取が決定的な役割を果たし、横浜F・マリノスが勝利を収めました。今後の残留争いに向けて重要な一勝となりました。

横浜ダービーでの決定的瞬間
2025年7月5日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ1第23節の横浜ダービーで、横浜F・マリノスの渡辺皓太が決定的な役割を果たしました。スコアレスで迎えた78分、加藤蓮がアンデルソン・ロペスへ縦パスを送り、渡辺がその落としを受けようとしましたが、ボールは守備者の足に当たり、相手GKの下へ。そのこぼれ球に素早く反応したのが渡辺でした。
PK奪取の瞬間
渡辺は「飛び込んでくると思ったので、PKを取りに行きました」と語り、先にボールに触ったことで相手GKに倒され、PKを獲得しました。そのPKをA・ロペスが決め、チームは1-0で勝利しました。
勝利の意義
最下位に低迷する横浜FMにとって、この勝利は5試合ぶりの白星であり、今後の残留争いに向けて非常に重要な一勝となりました。渡辺は「勝つのが難しいことは、身に染みて感じています。でも、今日のように泥臭くても、チーム全員が勝ちたいって気持ちを出せれば、勝利がついてくると感じました」と語り、今後の試合に向けて気を引き締めています。
渡辺の活躍
最近はベンチスタートが多かった渡辺ですが、前節の湘南ベルマーレ戦に続き、2試合連続でフル出場を果たしました。再びチーム内での存在感を高めつつある背番号6の、今後の活躍に期待がかかります。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)