J3カマタマーレ讃岐、米山篤志監督解任で新たな戦略を模索
J3リーグのカマタマーレ讃岐が米山篤志監督を解任し、新たな戦略とチームの再建を目指す。

J3リーグのカマタマーレ讃岐は、2025年7月6日付で米山篤志監督の解任を発表しました。この決定は、チームがJ3第19節を終えて最下位の20位に沈み、ここまでわずか4勝しか挙げられなかったことによるものです。
米山監督はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしました。
「このたびチームを離れることとなりました。共に戦ってくれた全ての選手、スタッフ、クラブ関係者そして声援を送ってくださったサポーターの皆さまに心から感謝申し上げます。全力を尽くして進んできましたが結果に繋げることができなかったことをとても残念に思っております」
また、米山監督は讃岐での日々を振り返り、以下のように述べました。
「それでも試行錯誤を繰り返し続けた讃岐での日々は私の監督人生において決して忘れることのできないものとなりました。今後の巻き返しについては託すことしかできませんが、カマタマーレ讃岐の未来が明るいものになることを心から祈っています。2年半、本当にありがとうございました」
増田勝代表取締役社長は、解任の理由について以下のように説明しました。
「降格圏の20位最下位という状況で、後半戦をどのように戦っていくか協議の結果、総合的に判断させていただきました。クラブが目標にしているプレーオフ圏内に向けて、新監督の元、選手・スタッフ皆で戦ってまいります」
さらに、増田社長は米山監督の貢献に感謝の意を表しました。
「就任当初は、決まった練習場もなく、クラブハウスもスタッフルームもない人工芝のサッカー場で、暑い日も、雨の日も全力で指導にあたっていただきました。いままでのカマタマーレ讃岐にはなかったサッカースタイルを構築し、香川県のサッカー界にも積極的に貢献いただきました。クラブとして、香川県民のひとりとして、心から感謝しております」
後任の監督については、追って発表される予定です。カマタマーレ讃岐は、新たな戦略とチームの再建を目指し、今後の試合に臨むことになります。