和田薫子、回転不足の克服を目指す!新シーズンに向けた決意と成長の軌跡【フィギュアスケート】
和田薫子が新シーズンに向けて回転不足の克服に取り組む決意を語り、成長の軌跡を紹介。今後の飛躍に期待がかかる。

フィギュアスケートの新星、和田薫子(16歳)が新シーズンに向けて回転不足の克服に全力を注いでいる。2025年7月26日、大阪府泉佐野市の関空アイスアリーナで行われた全日本ジュニア合宿の公開練習で、和田はその決意を明らかにした。
和田は昨シーズン、全日本ジュニア選手権で2位となり、ジュニア・グランプリファイナルにも出場した実力派選手だ。しかし、彼女にとって回転不足は長年の課題となっている。公開練習後のインタビューで、和田は「ずっと課題にしてるのが回転不足。そこを克服していかないと、これから通用しないと思っている」と語り、その重要性を強調した。
また、グランプリ東海クで指導を受けている田中総司コーチからは、跳び方や踏み切ったときの姿勢について具体的なアドバイスを受けていることも明かした。これにより、技術面でのさらなる向上が期待される。
表現面では、2010年GPファイナル金メダリストのアリッサ・シズニーさん(38歳)から「振り付けがつながっている感じがない」という指摘を受けた。和田は「表現力とか滑りの面がまだまだトップの人たちと比べて劣るかなと思うので、そういうところはもっと成長していけたらいいなと思います」と前向きに受け止め、今後の飛躍に向けて意欲を見せた。
和田薫子は2009年5月13日、名古屋市生まれの16歳。5歳でフィギュアスケートを始め、ノービス時代から頭角を現してきた。2021年の全日本ノービス選手権Aで2位となり、2024-2025シーズンからジュニア・グランプリシリーズに参戦。第2戦で優勝し、第5戦でも2位となるなど、順調にキャリアを積み重ねている。2025年には世界ジュニア選手権に日本代表として出場した。
山田満知子コーチ、本郷裕子コーチ、田中総司コーチらの指導を受けながら、和田は新シーズンに向けてさらなる成長を目指している。彼女の今後の活躍に期待が集まる。