【女子ラグビー】日本代表が歴史的大観衆前でスペイン撃破! W杯イングランドへ向け戦術進化とチーム結束力を示す熱狂の一戦
女子日本代表がスペイン戦で2連勝を達成。最多観客動員5244人を前に、香川メレ優愛ハヴィリの先制トライで試合をリード。マッケンジーHCの戦術構築と長田主将のリーダーシップがW杯8強進出へ確かな手応えを示した。

歴史的観客動員に応えた攻撃的ラグビー
香川メレ優愛ハヴィリが13分の先制トライを決めた日本代表は、スペインのイエローカード2枚をチャンスに巧みに展開。前半21分にはスクラムハーフのピンポイントキックから左ウィングが追加トライを奪うなど、多角的な攻撃パターンを披露した。
戦術分析
- スクラム成功率82%(スペイン比+15%)
- タックル成功数47回(相手より9回多い)
- ラインアウト獲得率91%の安定感
マッケンジーHCの采配
「3-2-2フォーメーションでスペインのサイド攻撃を封じた」と戦術意図を説明。8月9日のイタリア戦ではセットプレーの精度向上が課題と指摘。
長田主将のリーダーシップ
フランカーとして12タックルを記録した主将は「観客の声援が最後まで集中力を保たせてくれた」と感嘆。W杯壮行会で寄せられた元日本代表選手からのビデオメッセージに触れ「先輩方の想いを背負って戦う」と決意を新たにした。
女子ラグビー新時代の到来
秩父宮ラグビー場に集まった5,244人は前回大会(2022年)比1.8倍。日本協会はW杯期間中にスタジアム観戦者10万人突破を目標に掲げ、SNS連動企画「#応援トライ」を開始。
W杯イングランドへの展望
グループC戦 | 日時 | 会場 |
---|---|---|
vs カナダ | 8/22 | エクセター |
vs ウェールズ | 8/26 | ブリストル |
vs 南アフリカ | 8/30 | ノーサンプトン |
マッケンジーHCは「ポジション別専門コーチを配置し、FWの突破力とBKのスピードを両立させる」と最終調整方針を明かした。