福岡から新たなソフトボールの星が誕生!U-15女子W杯金メダリスト東山珠那の挑戦
福岡市出身の東山珠那がU-15女子W杯で金メダルを獲得。彼女の活躍と将来への期待を紹介。

6月下旬から7月上旬にかけてイタリアで開催されたソフトボール女子のU-15ワールドカップ(W杯)で、日本代表が初優勝を飾りました。その中で、福岡市出身の東山珠那(じゅな)=福岡・板付中3年=が主に3番・遊撃で出場し、俊敏な守備と堅実な打撃で大きく貢献しました。
東山珠那の活躍
東山は全9戦中8試合に出場し、打率2割5分(20打数5安打)を記録。優勝決定戦では先制点につながる送りバントを決めるなど、求められた役割を確実にこなしました。彼女の守備は特に注目され、山本優監督(37)から「入りがいい」と称賛されました。
福岡からの新星
東山は6歳からソフトボールを始め、中学ではクラブチーム「福岡レッドドリームズ」に所属。8月に行われた全日本中学生女子大会(大阪)では3位に導きました。内藤和英監督(50)は「柔らかいグラブさばきと軽快なフィールディングは歴代ナンバーワン」と評価しています。
憧れの選手
東山が憧れるのは、東京五輪で遊撃を守った渥美万奈さんです。米国との決勝での「神ゲッツー」は特に印象的でした。東山は「丁寧で軽快な動きをまねしたい」と語っています。
将来の夢
東山は「将来日の丸を背負い、世界の舞台で活躍したい」と夢を描いています。28年ロサンゼルス五輪で追加競技として復活するソフトボールは、32年のブリスベン五輪でも採用される可能性があります。彼女の今後の活躍が期待されます。