末吉良丞、高校日本代表入りが有力視

沖縄尚学の左腕・末吉良丞が、高校日本代表入りを目指し、甲子園で大活躍を見せている。現在2年生ながら、150キロの速球と鋭いスライダーで、全国の強豪校を相手に好投を続けている。

仙台育英との激戦で自己最多169球を投げ抜く

仙台育英との3回戦では、自己最多の169球を投げ抜き、延長戦の末に勝利を収めた。末吉は「絶対に先にマウンドを降りない。絶対に投げ負けない」と力を振り絞り、チームを勝利に導いた。

スライダーとチェンジアップで投球の幅を広げる

センバツ後、比嘉公也監督と投手陣で投球の幅を広げることを確認し、末吉はスライダーとチェンジアップを磨き上げた。仙台育英との激戦で、これらの球種を駆使し、学校初の夏3勝と甲子園30勝を達成した。

チームメートから「ポポ」と呼ばれる愛らしいキャラクター

末吉はチームメートから「ポポ」と呼ばれている。これは人気漫画「ドラゴンボール」のキャラクター、ミスター・ポポが由来。愛らしいずんぐりな体形で、神様の付き人として知られている。

末吉良丞のプロフィール

• 名前: 末吉良丞
• 生年月日: 2008年11月18日
• 出身地: 沖縄県浦添市
• 身長: 175cm
• 体重: 89kg
• 投打: 左投げ左打ち
• 最速: 150キロ

比嘉公也監督のコメント

「末吉に尽きるかなと思います。後ろを支えている3年生がベンチで励まして、絶対できるという声があった。最終的には3年生の力かなと思います」

末吉良丞は、無敵の投球で道を切り開き、夏の頂点を目指して頑張っていくことを誓った。