プロ野球:日本ハムの守護神争いが加熱!山本拓実が挑戦者となる
日本ハムの守護神争いが激化。山本拓実選手の参戦により、田中投手と斎藤投手との熾烈なバトルが展開される。

日本ハムの守護神争いが加熱
日本ハムファイターズの今季の守護神争いが、キャンプ序盤からヒートアップしています。特に注目を集めているのが、新庄剛志監督が昨年のファンイベントで「Wストッパー」と名付けた2人、田中正義投手(30)と斎藤友貴哉投手(30)です。
現在の候補者たち
- 田中正義投手:2022年オフにソフトバンクから加入し、昨季は20セーブを挙げ、守護神の座をしっかりと守っています。154キロ超えの直球やスプリット、カットボールを駆使して、今春のキャンプでも力強い投球を披露しています。「しっかりやるべきことはできています」と、自信に満ちた言葉で今季も奪われる気はないと宣言。
- 斎藤友貴哉投手:昨季中盤から中継ぎでブレークし、7月中旬以降は13試合連続無失点を記録。制球力の改善も見られ、侍ジャパンの最終候補に名を連ねています。
新たな挑戦者、山本拓実投手
しかし、新たにこの争いに割って入ろうとしているのが、2023年途中に中日からトレードで加入した山本拓実投手(25)です。身長167センチと小柄ですが、低いリリースポイントから投じる球速150キロ超えの直球は注目に値します。キャンプではリリースポイントをさらに低くし、ボールがより低い位置から浮き上がる直球を習得中。「リリーフをしている以上、最優秀中継ぎや最多セーブを取ることは目標。ただ、田中と斎藤には負けたくない」と語る意気込みは本物です。
監督のコメント
新庄監督もこの3人の成長を見守っており、指揮官として「嬉しい悲鳴」を感じていることでしょう。6日に行われた実戦では、松本剛選手や五十幡選手相手に全て直球で41球を投げ込み、詰まった打球を多く誘発しました。この結果も、将来的に前出の2人を脅かす大きな要因となり得るでしょう。
今後の展開
今後も新庄監督は、最後までこの3人を競わせる方針を取るようです。プロ野球の守護神争いはますます目が離せない展開を見せる予感です。