現地時間2月6日に開催されたコパ・デル・レイの準々決勝で、レアル・ソシエダがオサスナに対して2-0で勝利しました。この試合は、4日前に同じ相手に敗れた後のリベンジマッチでした。

久保建英選手は、4-3-3フォーメーションの右ウイングで先発し、試合の流れを変える重要な役割を果たしました。

試合序盤、ソシエダはやや押し込まれる展開でしたが、21分に久保がGKレミロのロングキックに競り勝ち、ヘディングで落とすことで攻撃の起点を作ります。その後、オジャルサバルからのリターンパスを受けたバレネチェアが先制点を挙げました。

さらに、31分にはオサスナのビルドアップを奪い、素早いショートカウンターでメンデスが追加点を奪取。このゴールもオジャルサバルのラストパスによるもので、久保のプレースタイルが生かされました。

試合の35分、オサスナのカテナがメンデスに対して危険なハイキックを決めたため、一発レッドカードで退場になります。これにより、ソシエダは数的優位を活かして攻撃を続けました。

後半51分には、久保の正確なCKがDFのアゲルドへと繋がりますが、惜しくも大きく外れてしまいました。それでも、久保選手はダブルチームに囲まれながらも果敢にプレーし続け、81分にはベッカーと交代しました。交代の際には観客から惜しみない拍手を受け、その活躍が称賛されました。

結果として、ソシエダはこの試合を2-0で勝利し、見事にベスト4へ進出しました。久保建英選手のプレーは、勝利の立役者として名前を刻みました。

この試合は、久保選手がどれほど戦略的なプレイヤーであるかを示す素晴らしい例であり、今後も期待が高まります。