コンサドーレ、劇的勝利でカーリング日本選手権決勝T進出!
男子カーリングのコンサドーレが、ロコ・ソラーレを延長戦で下し、見事決勝トーナメント進出を決めた。

試合のハイライト
カーリング日本選手権の第5日目、男子2次リーグで昨年の王者コンサドーレがロコ・ソラーレを6-5で下し、決勝トーナメント進出を手にした。試合は横浜のBUNTAIで行われ、観客の期待に応える白熱の戦いが繰り広げられた。
第9エンドの波乱
試合は一進一退の攻防が続いたが、第9エンドでコンサドーレは相手に3得点のビッグエンドを与えて逆転される。しかし、同点のまま延長戦に突入し、コンサドーレが再逆転を果たした。静まり返った会場が歓声に包まれ、選手たちの緊張感が高まった。
決勝点を奪った瞬間
延長戦で不利な先攻となったコンサドーレは、ハウス内に1つのストーンを収め、スキップの清水徹郎がその正面にガードストーンを成功させた。ロコ・ソラーレのラストショットは弧を描きながらも決勝点は入らず、コンサドーレが勝利を収めた。
五輪への道
コンサドーレは、昨年の世界選手権出場の条件を満たし、2026年ミラノ・コルティナ五輪への出場も視野に入れている。今回の勝利で連覇を果たせば、代表候補にも内定する。チームのスキップ、阿部晋也は試合を振り返り、「守りにくい石だったが、結果的にはいい位置だった」と安堵の表情を見せた。
未来に向けて
今後の試合でも気を緩めず、全力を尽くすと宣言した阿部は、「普段は生活が乱れることもあるが、試合では集中する」と笑顔で語った。コンサドーレは、悲願の五輪制覇へ向けて突き進む。
(甲斐 毅彦)