松島輝空と張本美和、混合ダブルス決勝進出への道
若き卓球ペアがシンガポールでの準決勝を制し、決勝戦に挑む。彼らのチームワークとコミュニケーションが勝利の鍵。

準決勝での熱戦
2025年2月6日、シンガポールで行われたWTTシンガポールスマッシュにおいて、松島輝空選手と張本美和選手のペアが香港の強豪を相手に混合ダブルス準決勝で勝利を収めました。試合は3-1のスコアで、その詳細は次の通りです。
- 第1ゲーム: 11-8
- 第2ゲーム: 9-11
- 第3ゲーム: 16-14(デュース)
- 第4ゲーム: 11-4
5度のデュースを制す
特に第3ゲームでは、両選手が5度のデュースを経る激しい攻防を繰り広げました。張本選手は試合後、次のように振り返りました。「3ゲーム目デュースの中で、コミュニケーションを取り合って1本1本もぎ取ったのが勝因だと思います。この勝利を手にできたことは良かったです。」
決勝に向けて
この試合を経て、二人は決勝に進出し、さらなる高みを目指します。張本選手は、シングルスでの悔しい敗北を振り切り、混合ダブルスに集中する決意を示しました。「ミックスダブルスに全力を尽くして、終わった後にシングルスの反省点について取り組みたいと思います。明日の決勝に向けて、しっかりとメンタルを整えます」と語っています。
若き才能の逆襲
17歳の松島選手と16歳の張本選手は、1月のWTTスターコンテンダードーハで初優勝を飾った実力者。二人は、再び頂点に立つための挑戦を続けています。決勝戦を控え、彼らの活躍に期待が高まります。