試合の概要
現地2月6日、卓球WTTシンガポール・スマッシュの女子シングルス3回戦が行われ、日本の伊藤美誠（世界ランキング8位）が中国の銭天一（同10位）と対戦しました。伊藤は見事にゲームカウント3対1で勝利し、ベスト8進出を果たしました。

試合の流れ
試合は両者の激しい攻防で始まりましたが、伊藤は好調なスタートを切り、第1ゲームを11-7で獲得。第2ゲームを5-11で落とした後、第3ゲームでは11-3という圧倒的なスコアをマークしました。そして、第4ゲームも11-6で勝利し、見事な試合運びを見せました。この勝利は、伊藤にとって1年7か月ぶりの中国選手への勝利です。

中国メディアの反応
この結果を受け、中国のスポーツメディア『捜狐体育』は、「中国卓球界にとって最大のライバルの帰還」と報じました。伊藤と銭天一の対戦成績は3勝3敗でしたが、直近の2戦は銭天一に敗れていました。伊藤は相手に隙を与えず、冷静かつ計画的に攻め続けることで勝利を収めました。

SNSの反響
伊藤の勝利は中国のSNSでも大きな話題となり、ウェイボーでは「伊藤の調子が上がっている」「ガンガン攻めてきたな」というコメントが相次ぎました。ファンたちは「怖い選手だ。自信に満ちあふれていた」と、その力量を称賛しています。

今後の展望
現地7日には準々決勝が行われ、伊藤は中国の王芸廸（世界3位）と対戦します。同じくベスト8に進出した早田ひな（同5位）も中国選手の陳幸同（同4位）と戦い、両選手の活躍が期待されています。