【卓球】早田ひな、世界4位の陳幸同に惜敗も成長を誓う「これがあったから強くなれたと言えるように」
シンガポールスマッシュでベスト8に終わった早田ひな選手が、世界ランク4位の陳幸同選手に惜敗。負けを糧にさらなる成長を誓う。

シンガポールスマッシュの女子シングルス準々決勝で、世界ランク5位の早田ひな選手は、同4位の陳幸同選手(中国)と1時間16分に及ぶ激闘を繰り広げた。試合は3-4(9-11、11-9、11-8、9-11、8-11、11-8、4-11)で陳幸同選手の勝利に終わったが、早田選手はその中で自身の成長を実感したという。
早田選手は試合後、「ケガ明けてから練習してきたことを出せたところもありましたし、出せなかったところもあって、出せなかったところは完全に技術力不足。今回の負けはもう実力で負けたというのもありましたし、これがあったから強くなれたといつか言えるように頑張りたいと思いました」と語った。
さらに、技術力不足についても言及。「このレベルになるとラリーが続くのは当たり前になるんですけど、その中で強打のタイミングと緩急と、というのをどこでどう使うかというのがトップ選手より上になると、そこの駆け引きのタイミングがとても重要になってくる」と分析し、「自分が誤った選択をしてしまったところもありましたし、単純に技術がまだ足りないというところもあったので、そこは帰ってしっかり練習して、またいい試合ができたらいい」と前を向いた。
早田選手は、1月の全日本卓球で3連覇を達成するなど、着実に実力を上げている。今後の活躍に期待がかかる。