北海道銀行が五輪出場を逃すも、成長と再出発を誓う
北海道銀行はカーリング日本選手権女子決勝で敗れ、五輪出場が消滅した。しかし、準優勝という好成績を収め、チームの成長を証明した。


北海道銀行、五輪出場消滅
北海道銀行は第 10 エンドに 7―7 の同点に追いついて延長戦に持ち込んだが、先攻だった第 11 エンドにフォルティウスに 1 点を取られて敗戦。2026 年ミラノ・コルティナ五輪に出場する可能性が消滅した。
田畑百葉の涙
22 歳のフォース田畑百葉が投じた最後の一投はストーン(石)がハウス(円)の端へわずかに引っかかるという状態。直後から目に涙を浮かべた田畑は敗戦が決まるとうずくまって泣き崩れた。
チームの成長と再出発
しかし、今大会で 2 年連続で準優勝。日本勢で世界ランクトップのロコ・ソラーレに 2 連勝し、決勝でも最後まで粘りを発揮するなチームとしての成長を証明した。今後は 30 年冬季五輪を目指すが、田畑は「4 年後の日本選手権では圧倒的な強さ、敵なしぐらいの強さで戦いたい。そうなるためにはどうしたらよいかというところを一から話し合っていきたい」と再出発を誓った。