ドジャース、再契約を結んだヘルナンデスと契約更改を結んだマンシーがポジション争い

MLB のロサンゼルス・ドジャースがユーティリティのキケ・ヘルナンデスと再契約を結ぶことを現地 2 月 9 日、米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が報じた。

順調に戦力を維持、補強してきたドジャースだが、ロースター枠から選手を外す必要があり、韓国メディアは今季ドジャースに加入した内野手キム・ヘソンがロースターから外れる可能性に懸念を表している。

韓国メディア『スポーツソウル』は現地 2 月 10 日にキムの春季キャンプへ向けた展望記事を配信。「ドジャースはキムと 3 年総額 1250 万ドル（約 19 億円）の契約を結び、入団会見も開いた。しかしこれらの手厚い歓迎がロースターを保証するものではない」と 26 人のロースター枠から外れる可能性を示唆した。

同メディアはキムの開幕ロースター入りのライバルとして外野手アンディ・パヘスとジェームズ・アウトマンをピックアップ。アウトマンは昨季こそ 53 試合の出場にとどまったものの、両者とも MLB である程度の実績を残しており、MLB でのプレー経験がないキムはキャンプで実力を証明する必要があると指摘した。

加えて、再契約が決まった K・ヘルナンデスも守備の万能性や勝負強さという面で実力を発揮できる存在であり、「2025 年にキムが見せなければならない姿」とも評価。トレードの噂が出ている三塁手ノーラン・アレナド（セントルイス・カーデイナルス）がチームに加入した場合はマックス・マンシーと二塁手のポジションを争う可能性もあるなどロースター入り後も熾烈なポジション争いが繰り広げられると綴った。