デイヴィスが劇的同点弾!バイエルンがセルティックを振り切りラウンド 16 進出
バイエルンがセルティックとの激戦を制し、CL ラウンド 16 進出を決めた。デイヴィスの劇的同点弾が決勝点となった。

前田大然がゴール!CL 決勝トーナメント・プレイオフ 1st レグ バイエルン戦
この試合、序盤に主導権を握ったのはセルティックだった。16 分に右サイドを突破したジョタがゴール前に押し返しのクロスを供給し、走り込んできた前田大然がボールに触れれば 1 点というようなビッグチャンスを作り出すと、その直後の 18 分にもバイエルン のビルドアップの乱れからボールを奪い、最後は前田がゴール正面からフリーでシュート。これは惜しくも枠外となるが、得点を十分に期待させるような試合展開でセルティックは前半を終える。
すると 63 分、セルティックがついに待望の先制点をあげる。後方から左サイドの前田へ向けて出された縦パスをバイエルンのヨシプ・スタニシッチがクリアしようとしたが上手くクリアすることができずボールはピッチ中央へ転がる。そのボールを前田が猛然と追いかけて拾い、右サイドでフリーになっていたニコラス・キューンにスライディングしながらラストパス。このボールを受けて相手ゴールキーパーと 1 対 1 になったキューンが左足で冷静にゴールに流し込み、セルティックがリードを奪う。
失点直後、バイエルンは怪我明けのアルフォンソ・デイヴィスらを投入。猛攻を仕掛けたが守りを固めたセルティックのゴールをこじ開けることができない。しかし、このまま延長戦に入るかと思われた後半アディショナルタイム 3 分、レオン・ゴレツカのヘディングシュートが相手ゴールキーパーにはじかれた後のこぼれ球に反応したデイヴィスがボールをセルティックゴールに押し込み、バイエルンが土壇場で 1-1 の同点に追いつく。
試合はその直後にタイムアップとなり、バイエルンが 2 戦合計 3-2 で決勝トーナメントへと駒を進めることになった。