西武・炭谷銀仁朗、プロ 20 年目のシーズンを好調なスタートで飾る
西武の炭谷銀仁朗捕手が今春初の対外試合でチーム 1 号アーチをマーク。プロ 20 年目の節目で、存在感を示した。

西武・炭谷銀仁朗、プロ 20 年目のシーズンを好調なスタートで飾る
今春初の対外試合となる斗山戦で左翼席へ先制ソロを放った西武・炭谷。プロ 20 年目の節目となるシーズン。開幕に向け上々の仕上がりと存在感を示した。
「感触は良かった。ここから対外試合ということでアピールをしていきたいなと思っていた中で、いい結果になって良かった」とうなずいた。3 回。横手投げの相手右腕から放った打球は、風にも乗って左翼芝生席に弾む先制のソロとなった。
巨人時代の 2019 年に、1 軍打撃兼外野守備コーチだった後藤孝志氏から受けた言葉が今も生きる。「何歳になっても現状維持は退化と一緒、と言われたことがすごく頭に残っている。日々、進化していかないといけない気持ち」と明かす。
今キャンプでも早出練習で打ち込むなど向上に余念はない。この日は相手チームの指導者として顔を合わせた〝恩師〟の前での快音で進化を示した。同じ捕手の古賀悠斗も適時打を放つ中「捕手というポジションは 1 個」と正捕手争いへ闘志を燃やしている。(山田孝人)