千葉大の朝力丸、前相撲で輝く白星デビュー!
千葉大の朝力丸が前相撲でデビュー戦を白星で飾りました

前相撲がスタートしました。千葉大文学部4年の京田改め朝力丸(高砂)が内間(二所ノ関)をはたき込んでデビュー戦を白星で飾りました。
朝力丸は当たった後、両手で内間の頭を押さえつけました。「楽しかったです。はたき込み? 予定通りです。緊張よりワクワク感がありました。声援もありがたかった」と冷静に振り返りました。
朝力丸は大阪星光学院高から一浪して千葉大に進学しました。柔道は小学5年から始めて黒帯の有段者です。相撲に興味を持ったのは高校生の時で、千葉大には相撲部がないため個人的に東大の相撲部に通って稽古を積みました。
就職活動は行わず、「相撲取りになりたいと思った。ならずに人生を終えたくない。後悔したくない。なってみて、それでつぶれてもいい」と高砂部屋の門を叩きました。家族の声援が背中を押しました。
国立大出身はこれで6人目です。高砂部屋では琉球大卒の一ノ矢が1983年に初土俵を踏んでいます。卒業式は千秋楽の今月23日で出席は無理だとのことです。「一日一日を精一杯に生きる」をモットーに角界でのスタートを切りました。