J リーグの佐野海舟がドイツで絶賛される理由
J リーグの鹿島アントラーズからドイツ 1 部のマインツへ移籍した佐野海舟が、現地メディアから絶賛されている。

佐野海舟の活躍が注目を集める
ドイツ 1 部マインツは 26 試合を終えてブンデスリーガで 3 位と快進撃を見せている。そんな好調のチームで中核を担う一人が MF 佐野海舟だ。現地メディアは「謙虚な努力家」「完璧な補強選手」と佐野を絶賛していた。
佐野海舟の特長
佐野は昨夏に J1 鹿島アントラーズからマインツへ完全移籍。加入後すぐに信頼をつかみ取り、ここまでリーグ戦全 26 試合に先発出場を続けている。第 26 節のフライブルク戦(2-2)では 1 人少ない状況のなかで存在感も見せた。
現地メディアの評価
ドイツ紙「Frankfurter Rundschau」が「マインツの勤勉な努力家」として佐野を特集。「日本人の佐野海舟はマインツに成功をもたらす」存在として、その重要性を強調している。
現在マインツに FW ヨナタン・ブルカルト、MF ナディーム・アミリと 2 人のドイツ代表が在籍。2 人の存在に注目が集まるなかで、同紙は 24 歳の日本人 MF について「彼らをアシストしている選手を見落としている。それは勤勉な日本人選手である佐野海舟だ。彼は完璧な補強として表れた」と表現。そして「荒々しさもあり、闘志に溢れ、走力があるが、さらにインテリジェンスやスキルもあり、気の利く選手だ。このような組み合わせを持つ選手はそういない。鹿島アントラーズに支払った 250 万ユーロ(約 4 億円)には十分な価値があった」と様々な特長を兼ね備える佐野を絶賛していた。