【皐月賞】カラマティアノス、絶好の動きで一気に置き去り!
カラマティアノスが絶好の動きで一気に置き去り!鞍上と師も上々の感触。皐月賞制覇へ、心身は研ぎ澄まされている。

前走の共同通信杯 2 着から挑むカラマティアノスは、2 戦続けてコンビを組む戸崎騎手がまたがり、美浦ウッドでの 2 頭併せで絶好の動きを見せた。5 ハロン 66 秒 9-11 秒 5(馬なり)をマーク。ラストは俊敏な反応を見せ、相手のタイセイサムソン(古馬オープン)を一気に置き去りにした。後肢の筋肉が浮き出て体つきは一段とパワーアップ。柔らかみのある走りも目を引く。鞍上は「今回は前回の追い切りのようなもたれも全くなかったし、すごくいい追い切りができた。大きく変わった感じはないけど良い雰囲気を感じ、具合は良さそうです」と上々の感触。奥村武師も「精神面がだいぶ良くなっている。力んだ感じもなかったし、だいぶどっしり走れるようになってきた。今日の動きにはかなり迫力があった」と満足していた。師がデビュー前から素質を高く評価していた好素材。ダービー馬の父レイデオロが果たせなかった皐月賞制覇へ、心身は研ぎ澄まされている。