【東海S】ヤマニンウルスが圧巻の復活V!武豊騎手のガッツポーズが勝利を彩る
ヤマニンウルスが約1年ぶりの復活勝利を飾り、武豊騎手のガッツポーズが勝利を彩りました。

ヤマニンウルスの復活勝利
2025年7月27日、中京競馬場で行われた東海Sにおいて、ヤマニンウルスが約1年ぶりの復活勝利を飾りました。武豊騎手が手綱を握るこの馬は、3馬身半差の快勝で重賞2勝目を手にしました。
レースの流れ
レースはスムーズなスタートから始まり、ヤマニンウルスは2番手の外を確保しました。武豊騎手の思惑通りにレースが進み、直線では逃げたリジルを早々にかわすと、ため込んだエネルギーを爆発させました。残り200メートル過ぎの右ステッキに鋭く反応し、後続との差を広げながらゴール板を通過しました。
武豊騎手のコメント
「久々にこの馬らしい走りで、やっぱりこの馬は走るなと思いました。連勝していたときの感じにようやく戻りましたね」と武豊騎手は勝利の喜びを語りました。
斉藤崇調教師の感想
斉藤崇調教師は「ホッとしました。ずっと負けていたので、このまま終わってしまったらどうしようと。強い勝ち方ができたので、馬も自信を持ってくれたら」と目尻を下げました。今回、初めて実戦でブリンカーを着用し、陣営の工夫が復活Vを手繰り寄せました。
今後の展望
今後は馬の状態を見ながら決められるが、賞金加算に成功して選択肢は広がりました。これで7、8月は3戦3勝。ぎらつく太陽が、ウルスの明るい未来を照らし出しました。
ヤマニンウルスのプロフィール
- 父: ジャスタウェイ
- 母: ヤマニンパピオネ
- 母の父: スウェプトオーヴァーボード
- 毛色: 鹿毛
- 年齢: 5歳
- 所属: 栗東・斉藤崇史厩舎
- 生産牧場: 北海道新冠町・錦岡牧場
- 馬主: 土井肇氏
- 戦績: 10戦6勝
- 重賞: 2024年GⅢプロキオンSに次いで2勝目
- 獲得賞金: 1億2807万2000円
東海Sは武豊騎手が15年コパノリッキー、19年インティに次いで3勝目、斉藤崇史調教師は初勝利です。馬名は「冠名+クマ(仏)」です。