2028 年ロサンゼルス夏季五輪、女子参加数が初めて男子を上回る見通し
2028 年ロサンゼルス夏季五輪の参加選手内訳が決定。女子の参加数が初めて男子を上回り、男女同数の取り組みが前進する。卓球、体操、ゴルフなどで混合団体が導入される。

2028 年ロサンゼルス夏季五輪、女子参加数が初めて男子を上回る見通し
国際オリンピック委員会(IOC)は 9 日、理事会を開き、2028 年ロサンゼルス夏季五輪に参加する 1 万 500 選手の内訳を女子 5333 人、男子 5167 人とすることを決めた。五輪史上初めて女子の参加数が男子を上回る見通しとなった。
昨年のパリ五輪で掲げた男女同数の取り組みを前進させる。男子 16 チーム、女子 12 チームで実施してきたサッカーを米国の女子サッカー人気などを考慮し、女子 16、男子 12 に入れ替えて行うほか、卓球、体操、ゴルフなどでは、混合団体も導入する。水球は女子の出場チームを男子と同じ 12 に増やすほか、ボクシングでは、女子を男子と同じ 7 階級で実施する。
自由形のみ行っていた競泳の 50 メートルは、背泳ぎやバタフライ、平泳ぎでも行う。3 人制バスケットボールの出場を男女各 12 チームに拡大する。