菊池雄星、ドジャース戦で好投も10戦連続勝利ならず…負傷交代の危機
エンゼルスの菊池雄星がドジャース戦で好投するも、10戦連続勝利ならず。負傷交代の危機に直面。

菊池雄星の好投と負傷交代
エンゼルスの菊池雄星投手(33)は、18日(日本時間19日)にロサンゼルスでのドジャース戦に先発登板しました。5回2/3を投げ、3安打1失点、7三振4四球と好投を見せましたが、勝敗は付きませんでした。勝ち投手の権利を持って降板するも、中継ぎ陣が同点に追いつかれ、今季初勝利はお預けとなりました。これで10戦連続白星なしです。
試合のハイライト
初回、3点のリードをもらった菊池は、いきなり花巻東の後輩・大谷と対戦。スライダーで中飛に打ち取り、二死後、スミスを四球で歩かせるも、4番フリーマンを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けました。
2回は2三振を奪い9球で三者凡退。3回二死後、大谷に内角高めのこの日最速の96・9マイル(約156キロ)のフォーシームを詰まりながら左前に落とされ、初安打を許すも、続くベッツを真ん中低めのシンカーで空振り三振に仕留めました。
4回は一死後、安打を許すも後続を打ち取り、無失点。5回は先頭を歩かせ、悪送球などで二死二塁とすると打席は大谷。フルカウントから内角のチェンジアップを右前に運ばれ、1点を失いました。連続四球で二死満塁とされるもフリーマンを左飛に仕留めました。
負傷交代の危機
6回一死後、エドマンの一塁ゴロでベースカバーに入った際にエドマンと接触し、負傷交代。自ら歩いてベンチに戻りました。セーフと判定されたが、ビデオ判定でアウトに覆るとベンチで大喜び。球団は右足首の炎症と発表。長期離脱にならないことを祈るばかりです。
今後の見通し
1―4の7回二死一、二塁で3番手のS・アンダーソンがスミスに4号3ランを浴び、同点に追いつかれ、今季初勝利はお預け。これで10戦白星なしです。今後の試合での活躍に期待がかかります。