侍ジャパンの新星・堀内謙伍、10年目のプロ初本塁打で存在感を示す
楽天イーグルスの堀内謙伍捕手が10年目にしてプロ初本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。彼の成長と今後の活躍に期待が集まる。

2025年5月16日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンクホークス対楽天イーグルスの試合で、楽天の堀内謙伍捕手がプロ初本塁打を記録した。この試合は、堀内にとって10年目の節目となる重要な一戦だった。
試合のハイライト 6回裏、2死一塁の場面で、堀内は有原投手の初球を捉え、右翼席へと飛び込む2ラン本塁打を放った。この一打は、チームに5-1のリードをもたらし、勝利を決定づける重要な場面となった。堀内は試合後、「芯に当たってたので、越えてくれ」と語り、本塁打への思いを明かした。
堀内の成長と今後の期待 今シーズン、堀内は6年ぶりの適時打やプロ初の猛打賞を記録するなど、打撃面で大きく成長を見せている。この日の活躍により、打率は.317まで上昇し、チームにとって欠かせない存在となっている。彼は「毎年、秋は怖い」と戦力外の危機感を抱えながらも、10年目でようやく自分の居場所を見つけた。
記念球の行方 プロ初本塁打の記念球については、まだ送り先を迷っているという堀内。「両親だったり、家宝にするのもありかな」と笑いながら語った。今後も巻き返しのキーマンとして、打てる捕手としての活躍が期待される。
堀内謙伍のプロフィール
- 生年月日:1997年4月15日
- 出身地:静岡県
- 身長・体重:174cm、82kg
- 投打:右投げ左打ち
- ポジション:捕手
- 経歴:静岡高では2年夏から3季連続で甲子園大会に出場。2015年度ドラフト4位で楽天に入団。2018年に1軍初出場を果たし、同年にプロ初安打と初打点を記録した。強肩、俊足に加え、確実なバッティングが武器。