U-17ワールドカップ:日本の若手サッカー選手の新たな登竜門
U-17ワールドカップは、日本の若手サッカー選手にとって新たな登竜門となっています。柿谷曜一朗氏がその重要性を語ります。

U-17ワールドカップの重要性
2025年11月、カタールで開催されるU-17ワールドカップ(W杯)は、日本の若手サッカー選手にとって新たな登竜門となっています。元日本代表FWの柿谷曜一朗氏は、この大会が若手選手にとって「アピールできる場所」であると強調しています。
若手選手の活躍
4月にサウジアラビアで行われたU-17アジアカップでは、日本代表がグループステージを突破し、W杯への挑戦権を獲得しました。柿谷氏は、この大会が若手選手にとって「一番アピールできる場所」であるとし、その重要性を説きました。
海外移籍のチャンス
柿谷氏は、「今の時代は、U-17W杯で活躍すればそのまま海外にいける」と述べています。これまで、U-20W杯で若手が注目を浴び、10代で海外へ渡る選手も多くいましたが、現在ではU-17年代から世界に挑戦する流れができています。
日本サッカー界の底上げ
日本が勝ち取った世界大会への切符は、選手それぞれのキャリアだけでなく、日本サッカー界の底上げにもつながるはずです。柿谷氏は、「若いうちから海外のクラブもいい選手を取っておきたい」と述べ、16、17歳の時点でその域に達している選手がいることを指摘しました。
柿谷曜一朗氏のプロフィール
柿谷曜一朗氏は、1990年1月3日生まれ、大阪府大阪市出身。セレッソ大阪の下部組織から16歳でプロ契約し、徳島ヴォルティスやスイス1部バーゼル、名古屋グランパスでもプレー。U-17W杯で2得点し活躍した。2013年東アジアカップで得点王、2014年ブラジルW杯に出場するなど国際Aマッチ18試合5得点。華麗なトラップ、ゴールで人々を魅了し、「ジーニアス」と称された。2024年限りで現役を引退し、解説やメディア出演など幅広いマルチな活動をしている。