【高校野球】横浜が作新学院を圧倒、26連勝を達成!
横浜高校が作新学院を7回コールドで下し、26連勝を達成。主力選手不在でもチームの底力を見せつけた。

横浜の強さが光る26連勝
2025年5月19日、ひたちなか市民球場で行われた春季高校野球関東大会2回戦で、横浜高校が作新学院を7回コールドで下し、昨秋からの連勝を26に伸ばしました。主力選手の不在にもかかわらず、チームの底力が際立つ試合となりました。
主力選手不在でもチーム力発揮
横浜の主将・阿部葉太外野手(3年)は右太もも裏側の肉離れで欠場。背番号1の奥村頼人投手(3年)も足の状態が思わしくなく、先発メンバーから外れました。通常の3、4番を欠いたチームは、2回表に1点を先取され、3回までノーヒットに抑えられましたが、中盤以降に底力を発揮しました。
中盤の反撃で逆転
4回裏に同点とすると、5回裏1死一塁から1番・奥村凌大二塁手(3年)が右翼席へ勝ち越し2ランを放ちました。その後も着実に加点し、2回途中に遊撃の守備からマウンドに上がった池田聖摩(2年)が無失点投球で勝利に貢献しました。
監督の評価
村田浩明監督(38)は「阿部、奥村(頼)が出ない試合は、このチームになって初めて。『つなぐ』をスローガンに戦った」と明かし、4番で3安打2打点2得点の今村稀翠右翼手(3年)と、5番で1安打1打点だった江坂佳史中堅手(2年)の“代役クリーンアップ”を評価しました。
ベンチからの貢献
試合でプレーできない阿部は、伝令役を務めるなど精神的な柱としてチームに貢献。指揮官は「ベンチから見る野球は、すごくいい時間になっているのでは。伝令も呼んでいないのに来てくれて、すごく頼もしかった」と話しました。
この勝利で、横浜はさらに強さを見せつけ、次の試合への期待が高まります。