朝紅龍、肉体改造で幕内初勝ち越しへ!プチプリンでご褒美【大相撲夏場所】
朝紅龍が肉体改造を経て幕内初の勝ち越しに王手。食後のプッチンプリンがご褒美に。


朝紅龍、肉体改造で幕内初勝ち越しへ!
◇19日 大相撲夏場所9日目(東京・両国国技館)
西前頭17枚目の朝紅龍(26)=高砂=が竜電(高田川)を下手投げで破り、7勝目を挙げた。幕内は通算3場所目で初の勝ち越しに王手。「マッチョ路線」を貫く軽量力士が場所を引き締めている。
肉体改造の効果
鍛え上げた筋肉にうっすら乗った脂肪が、心身の余裕につながっている。立ち合いで低く当たった朝紅龍が、竜電の締め込みの結び目に手が届くほど深い左差しを生かし、投げで体勢を崩してから寄り切って7勝目。幕内3場所目で初の勝ち越しに王手をかけた。
「当たれたので深く入れた。止まったら強い相手なので、しんどい展開になっていたと思う。ああいう速い相撲を続けたい」
マッチョ路線の継続
新十両だった2023年秋場所前、朝稽古後にボディービルのポーズを取る朝紅龍。体重123キロ。幕内では翠富士に次ぐ軽量だが、真っ向勝負にこだわる。高校時代にボディービルに憧れたのをきっかけに、筋力トレーニングに没頭。関取となってからも、タンパク質が豊富な鶏むね肉のハムを手作りするなど「マッチョ路線」を貫いてきた。
プチ肉体改造のきっかけ
プチ肉体改造のきっかけは、春巡業中の体重減。疲労も影響し、128キロから7キロ落ちて慌てた。「とにかく米」。2キロ戻し、春場所と同じ体重になった。見た目は少しふっくらしたが「なんせ力士なんで、気にしてもしょうがない」と体脂肪効果は意識していない。
ご褒美はプッチンプリン
最近の自分へのご褒美は食後のプリン。「シンプルなのがいい」とビッグサイズの「プッチンプリン」を1個、頰張る。代わりにコーラを封印。追い込み過ぎず、緩み過ぎずの食生活も土俵への活力になっている。
今後の展望
朝紅龍は今場所、幕内初の勝ち越しを目指して奮闘中。肉体改造と食生活のバランスが功を奏し、さらなる活躍が期待される。