2025年5月21日から始まるNBAカンファレンスファイナルで、インディアナ・ペイサーズはニューヨーク・ニックスと再び対戦します。昨シーズンのセミファイナルでも両チームは激突し、ペイサーズは敵地での連敗を跳ね返し、マディソン・スクエア・ガーデンでの『GAME7』に勝利しました。

ペイサーズのリック・カーライルヘッドコーチは、昨シーズンの経験は参考にならないと断言します。「カール・アンソニー・タウンズとミケル・ブリッジズという新たな武器が加わり、リバウンドの強さも維持しています。この2人の中長距離からのシュートが大きな脅威となります。OG・アヌノビーも昨シーズンはケガをしていたため、今回は全く違うチームと考えています」と語りました。

ベテランのTJ・マッコネルも、ニックスの強さを認めつつ、チームの団結と準備の重要性を強調します。「ニックスは各ポジションに良い選手が揃っていて、コーチングも素晴らしい。強敵なのは間違いないです。だからこそ、僕らは万全の準備を整えて臨む必要があります」と彼は言います。

マッコネルは、マディソン・スクエア・ガーデンの熱狂的な環境でのプレー経験がチームの助けになると考えています。「昨シーズンからいる選手は、マディソン・スクエア・ガーデンの熱狂的な環境を経験していることが助けになるでしょう。あそこでは世界中を敵に回したような気分になり、追い詰められたような精神状態になります。そんな環境では自分たちを信じるしかありません。いつも以上に団結して、チームプレーに徹するんです」と語りました。

今シーズンのペイサーズは、新たな戦力と経験を活かし、カンファレンスファイナルでの勝利を目指します。