【日本ダービー】マスカレードボール、坂井騎手との再結成で頂点へ!
マスカレードボールが坂井騎手との再結成で日本ダービーに挑む。皐月賞3着からの頂点を目指す。

マスカレードボール、坂井騎手との再結成で頂点へ
マスカレードボールは、皐月賞3着から日本ダービーでの頂点を目指している。共同通信杯で勝利に導いた坂井騎手が再び騎乗し、栗東から駆け付けて感触を確かめた。
スムーズな馬場入り
課題とされていた馬場入りは、この日は実にスムーズだった。スタンド前から美浦Wへ入り、向正面へと流していく。先行したレッドベルダンス(3歳1勝クラス)のゆったりとしたリードにも、折り合い良く進んだ。
直線でのファイト
直線に向いて内からジオセントリック(4歳2勝クラス)が来ると、3頭の真ん中でファイトが開始。ラスト1Fは強めに促され、6F84秒5-37秒4-11秒3でジオセントリックと併入、レッドベルダンスには首差先着した。
坂井騎手のコメント
調教騎乗は共同通信杯の1週前追い以来となる坂井騎手は、「変わらずに来ているのが確認できて良かった。元からいい馬なので。あとは当日のテンション次第ですかね」と好感触を抱いている。
手塚久師の見解
手塚久師も「もう少し(速い時計で)やっても良かったかとは思ったけど、時計じゃなくて雰囲気だから。騎手も前回より、体に芯があると言っていたし」と納得顔で話した。
前走の皐月賞
前走の皐月賞は所属厩舎のジュタに騎乗していた坂井騎手だが、後方から3着まで追い上げたマスカレードボールのレースぶりに「ダービーが楽しみになる走り」を感じたという。重賞Vを含む2戦負けなしの東京に舞台が変わるのは大きなプラス材料。世代の頂点奪取へ待ったなしだ。