新たな挑戦に向けた日本代表のメンバー刷新

2025年5月23日、日本サッカー協会は北中米ワールドカップ・アジア最終予選に向けた日本代表のメンバー27人を発表しました。森保ジャパンは3月シリーズから14人ものメンバーを入れ替え、7人の新顔を初選出しました。

ゴールキーパーの序列

唯一、変化がなかったポジションはゴールキーパーです。鈴木彩艶（パルマ）が不動の1番手として位置づけられていますが、大迫敬介（サンフレッチェ広島）や谷晃生（FC町田ゼルビア）にもチャンスが巡ってくる可能性があります。

最終ラインの競争

左の町田浩樹（ユニオン・サン＝ジロワーズ）は堅実なプレーで信頼を寄せられています。右の先発には、前回のサウジアラビア戦で好プレーを見せた高井幸大（川崎フロンターレ）が期待されています。中央では、瀬古歩夢（グラスホッパー）と渡辺剛（ヘント）が競り合っています。

新星たちの活躍に期待

初招集の鈴木淳之介（湘南ベルマーレ）は、クラブで主戦場の左CBに配され、持ち上がりが特長です。関根大輝（スタッド・ドゥ・ランス）は、手薄な右ウイングバックでのプレーが予想されますが、右のCBでプレーする可能性もあります。

ミッドフィールドの軸

キャプテンの遠藤航（リバプール）が軸となるダブルボランチ。常連の守田英正（スポルティング）と田中碧（リーズ）が不在の中、相棒候補は佐野海舟（マインツ）が注目されています。佐野は1年目のブンデスリーガで全試合にスタメン出場し、走行距離リーグ1位、デュエル勝利数1位をマークしています。

新たな戦力の可能性

藤田譲瑠チマ（シント＝トロイデン）や佐野航大（NEC）、熊坂光希（柏レイソル）といった新たな戦力にも注目が集まっています。彼らが初キャップを刻むことができるか、今後の活躍が期待されます。

日本代表の新たな挑戦と、期待の新星たちの活躍に注目が集まっています。6月シリーズでの彼らの戦いをぜひご覧ください。