上林誠知の野球人生を振り返る:交流戦でのお礼行脚とオールスター出場への挑戦
中日ドラゴンズの上林誠知外野手が、交流戦を通じて野球人生のゆかりの地を巡り、オールスター出場を目指す挑戦を紹介。

上林誠知の野球人生を振り返る
中日ドラゴンズの上林誠知外野手(29)が、2025年の「日本生命セ・パ交流戦」を通じて、自身の野球人生のゆかりの地を巡る「お礼行脚」を実施している。
古巣ソフトバンクとの対戦
上林は、6月3日から始まるソフトバンクホークスとの3連戦に臨む。福岡は、上林が18歳でプロ入りしてから10年間を過ごした地であり、多くの思い出が詰まっている。彼は、福岡での試合を「最初は1軍選手として福岡へ行くのが目標でしたが、試合数をこなすうちに、レギュラーとして行きたいに変わりました」と振り返る。
仙台育英高時代を振り返る
その後、上林は仙台育英高時代を過ごした楽天イーグルスとの3連戦(6月10日から)に挑む。仙台育英高は、上林が甲子園に出場し、高校日本代表に選ばれるきっかけとなった場所だ。彼は、「伸び伸びプレーしているのを見て、うまくなると思ったんです」と当時を振り返る。
地元埼玉での西武戦
さらに、地元埼玉での西武ライオンズとの3連戦(6月13日から)が予定されている。上林はさいたま市で育ち、浦和シニアで全国優勝を経験している。地元での試合は、彼にとって特別な意味を持つ。
オールスター出場を目指して
上林の次の目標は、2017年以来となるオールスターゲーム出場だ。ファン投票の中間発表では、セ・リーグの外野手部門で森下、近本の阪神勢に続く3番目につけている。交流戦が終わる6月22日までに、順位をキープするだけでなく、さらに上を目指す意気込みだ。
まとめ
上林誠知は、交流戦を通じて自身の野球人生の軌跡を振り返りながら、オールスター出場という新たな目標に向かって邁進している。彼の今後の活躍に期待が集まる。