2025年6月3日、長嶋茂雄氏が逝去した。日本高野連の宝馨会長は、長嶋氏の訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げました。長嶋氏は野球界での活躍により、野球の社会的な価値向上に多大な貢献をされました。

長嶋氏は高校野球に対しても常に気にかけており、10年ほど前のスポーツ紙の記事で以下のように語っていました。

「日本の野球界全体を見たとき、高校野球が大きな要素となるでしょうね。何と言っても高校野球こそ日本の野球の基本ですから。高校野球のレベルが上がれば、球界のレベルが即上がっていく。高校野球はもちろん人気はあるけど、そのレベルをより上げていけるようなルールづくりをしっかりしたらいいと思います」

昨年は能登半島地震で大きな被害を受けた石川県高校野球連盟加盟各校に、金属製バットを寄贈しました。

長嶋氏の野球への情熱と高校野球を大切にした姿勢を、次代を担う現役の高校生たちにも伝えていきたいと考えています。

長嶋茂雄氏の功績

• 野球界への貢献: 長嶋氏はプロ野球選手として、また監督としても多くの功績を残しました。
• 高校野球への支援: 高校野球の発展に尽力し、特に若手選手の育成に力を注ぎました。
• 社会貢献: 災害支援など、野球を通じた社会貢献活動も積極的に行いました。

長嶋氏の遺志を継ぎ、高校野球の未来を切り開くため、日本高野連はさらなる努力を続けていきます。