【NBA】タイリース・ハリバートンの東決勝MVP逃しの真相とペイサーズのファイナル進出
インディアナ・ペイサーズが25年ぶりにNBAファイナル進出を果たす中、タイリース・ハリバートンの東決勝MVP逃しの理由を詳しく解説。

ペイサーズの快進撃
インディアナ・ペイサーズは、2000年以来となるNBAファイナル進出を果たし、オクラホマシティ・サンダーと対戦します。ここまでの快進撃は見事で、ファーストラウンドでヤニス・アデトクンボ率いるバックスを下し、セミファイナルでは64勝を挙げたキャバリアーズを撃破。さらに、ニックスには2年連続で勝利しました。
ハリバートンとシアカムの活躍
第6戦の勝利後、カンファレンスファイナルのMVPが発表されると、一部では驚きの声が上がりました。ペイサーズのベストプレーヤーと見なされているタイリース・ハリバートンが受賞を逃したのです。
SNSでは、「なぜハリバートンではなくシアカムなのか」と疑問の声が広がりました。両者ともシリーズを通じて素晴らしいパフォーマンスを見せ、ペイサーズがNBAファイナルに進出するうえでそれぞれが貢献していました。
シアカムの優れたパフォーマンス
シアカムは、勝利した3試合で30得点超を記録しており、その中には、第2戦のマディソン・スクエア・ガーデンで39得点をマークした試合も含まれています。この試合は、第1戦での歴史的な逆転勝利のあとだけに、非常に重要な意味を持っていました。
ハリバートンのオールラウンドな活躍
ハリバートンは平均21.0得点、10.5アシスト、6.0リバウンド、2.5スティールと、オールラウンドに活躍。一方、シアカムの平均は24.8得点、5.0リバウンド、1.3スティールだったため、数字だけを見るとシアカムにMVPを奪われたと感じる人がいても不思議ではありません。
僅差のMVP投票結果
MVP投票結果は僅差で、シアカムが5票、ハリバートンが4票を獲得しました。ただ、選手たちがこれを巡って不満を言い合うことはないでしょう。今はもっと大きな目標があるからです。それでも、ハリバートンは内心「なぜ自分ではなかったのか」と考えているに違いありません。
今後の展望
NBAファイナル第1戦は日本時間6月6日に『NBA Rakuten』と『WOWOW』にて放送予定となっています。ペイサーズは再びアウェイでの先勝を目指します。